今回は、Quixel社が提供するサービスについて解説していきます。
Quixelとは
Quixelとは、高品質のアセットを制作しているスウェーデンの企業のことで、ゲームや映画などにも使用されているほど高クオリティのハイポリモデルを提供しています。
実物をスキャンしてモデルを制作しているため、非常にリアルな素材を提供しています。
特に、ハイポリモデルをblenderなどに導入させたい場合におすすめのサービスです。
また、ハイポリモデルだけでなく、スペックが低いエンジンやゲーム制作などでデータを重くしたくない方向けにローポリモデルも用意されています。
Quixelの主なサービス
Quixelは、主に3つのサービスを提供しておりそれぞれの用途に分かれています。
これら3つの項目をそれぞれ説明していきます。
MEGASCANS
まず一つ目は、MEGASCANSです。
これは、大量の素材やモデルを管理するライブラリーになります。
このように、リアルなモデルやテクスチャなどがずらっと並んでおり、欲しいテクスチャやモデルの種類を検索して探せます。
BRIDGE
二つ目のサービスは、BRIDGEです。
BRIDGEは、MEGASCANSにある素材をダウンロードしたり、各3Dソフトに対してエクスポートするサービスです。
対応3dソフトは以下の通りです。
これらの3dソフトに対応するように自動でマテリアルを設定してくれます。
MIXER
三つ目のサービスであるMIXERについて。
MIXERは、テクスチャを作成できるサービスです。
複数のマテリアルをミックスして一枚のテクスチャを作ることができます。
先ほど紹介したMEGASCANSで、マテリアルを提供しているのでそこからダウンロードし、それらを組み合わせて一つのテクスチャを作ることも可能です。
利用料金について
BRIDGEとMIXERは無料で利用できますが、MEGASCANSは有料のサービスとなっています。
Ureal Engine のみ無料で利用できることになっていますが、それ以外の3dソフトを利用する場合は有料になります。
料金プランは以下のようになっています。
このように、年間収益によって料金プランを選択します。
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